材料を整える
さあ刺繍開始、まずメインモチーフの梅の木を金糸で刺すことにしました。
なので、金銀糸専用箱を開けると..............中はぐちゃぐちゃぐちゃ!
整理に2時間もかかってしまいました。
2時間も?
だって絡まり合っている糸あり、種類別にしてあったハズなのにまぜこぜ!
前回使ってそのままにしていたからです ( ;∀;)
使ったらすぐ片付けなきゃダメですね ⤵️ 時間のある時に、今は忙しいし疲れてるし、と言い訳しても忘れちゃったり次の機会にはその時やらなきゃならないことが必ずあるのですから.....。
日本刺繍用金糸は私が持っているものだけでも5段階の太さがあり、それぞれフラットな平糸(釜糸)と撚りのかかった撚り糸、つまり今手元に10種類あります。
そのうえ長年他の刺繍をしてきたため、日本刺繍以外の様々な種類の金銀糸などもムゲンにてんこ盛りです。それを種類別にファイリングして正しい位置に戻しました。
気になると使う使わないに関わらず材料を引っ張り出す癖があるため、こんなことになりがちです。
人生は短い。
無駄な時間を過ごす余裕はもうないと今更ながら思い、すぐ使ったものは元に戻そうと決心しました。(小学生なの⁈)
さらに今度は梅の花と白孔雀の色を絹糸から選びます。
梅は紅梅ですが逆光デザインだし花が重なり合っているので、輪郭にはピンクも入れたいし濃淡もつけたいし。
白孔雀は白だけど嘴はピンクっぽいし、羽は黄色っぽいところもあるし。さらに紫っぽいところや緑っぽいところさえ!
今回は梅も孔雀もややコンパクトなのであまり凝らなくても良いのかも、と思いますが、自然界の色彩は無視できないなあ。
やっぱりたくさんの糸をスタンバイさせちゃおう!
糸が足りなくなってからオーダーしてもロットが変われば色も変わってしまいがちなので多めに用意しておかなければなりません。染め屋さんのお話では季節が変われば色も変わってしまうのだとか。なので、懇意の糸屋さんに追加オーダーしました。
メインの色が決まって刺してみてOKならいよいよ刺繍が始まります。
日本刺繍作家:石原 英 (Hanabusa Ishihara)